公益財団法人 国際医療技術財団 JIMTEF

呼吸リハビリテーションを世界へ!

呼吸器の健康支援で健やかに暮らすために!
ネパール人に美味しい空気を吸ってほしい!
いつまでも元気な肺で美味しい空気を吸いたい。

それは私たち人類共通の願いです。

しかし残念ながら呼吸器は空気汚染とともに衰えていっています。
ネパールも空気環境汚染の悪化が進展しています。

そんな中で、快適な生活を送っていくためには、
高価な薬物療法に頼るのではなく、自分の健康は自分で守れるための
呼吸リハビリテーションの導入が必要だからです。

そんな世の中を国際医療技術財団 JIMTEFは目指します。

ネパールの地域住民の呼吸器の健康支援

ネパールでは近年、高い喫煙率、自動車の排気ガスや工場の煤煙による大気汚染、
薪(たきぎ)などの調理燃料による家屋内の空気汚染により
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者が急増し、
死因の上位になっています。
多くの地域住民が正確な診断や早期に治療を受けていません。
さらなる患者の増加が予測されています。

ネパール人に美味しい空気を吸ってほしい

患者・家族との健康セミナー

健康な日常生活と活力ある社会の実現

2017年の世界銀行の統計によると、
ネパールの1人当たりの名目GDP(国内総生産)は
834ドルでアジア最下位でした。

ネパールの人々は最貧国からの脱却を目標に経済成長及び
社会の安定に尽力していますが、
COPDは新たな貧困を生み出す脅威となっています。

ひとたび発症し放置すると悪化を繰り返し、働くことができなくなります。
早急に対策を講じていかなくてはならない課題です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は
ネパールの死因の第2位


COPDは早期発見・早期治療が重要ですが、地域住民の多くはCOPDを知らず、

適切な予防対策や必要な検査及び治療を受けていません。
住民は少々の呼吸苦では我慢し、重症化して、やっと医療機関に行きます。
治療は高価で古い薬物療法のみで、
退院後はほぼ医療サービスから放置されたままです。

世界標準の治療は薬物療法と呼吸リハビリテーションですが、
ネパールでは呼吸リハビリテーションが普及しておらず
患者の多くは改善されないまま、重症化していきます。


また、ネパール特有の状況としてCOPD患者は
男性46%、女性54%と女性の方が多くなっています。
家屋内調理での薪(まき)による煤煙吸入が原因と考えられています。
屋外で働く男性よりも屋内で過ごす時間が長い
女性や子どもへの影響が懸念されています。

課題解決のための活動内容
呼吸リハビリテーションの普及

地域住民への呼吸体操啓発セミナー


COPDは自ら予防ができ、また、生活習慣の改善と適切な
呼吸リハビリテーションを行えば悪化を抑えることができます。
一人でも多くの人の予防意識が向上するよう、
また、既に呼吸困難で生活に支障をきたしている人たちの
生活の質が改善するよう次の活動を展開しています。


● 診療所の医療スタッフを対象に呼吸リハビリテーションサービスの研修を行って
  います。


● 患者教育と家族教育を行っています。

 女性保健ボランティアが地域住民への予防及び呼吸リハビリテーションの啓発を
  推進するよう研修を行っています。


 地域住民を対象にした予防啓発セミナーを開催しています。

 COPDハンドブック、COPD栄養ハンドブック、呼吸体操リーフレットなどを
  作成し、診療所や地域住民へ配布しています。


 呼吸リハビリテーションサービスの提供、人材の育成及び臨床研究を目的とした
 「呼吸リハビリテーションセンター」を建設致しました。

患者の声
毎日の呼吸体操で呼吸が楽になった

呼吸器患者の男性(喫煙歴40年)


ここ数年、歩くと息切れが激しいので外出の機会が減っていました。

畑仕事も苦しいので数年前にやめました。
息切れは年のせいだと思い、しかたがないとあきらめていました。
ところが近所の女性保健ボランティアから保健所に行くように言われ、
診察を受けたらCOPDという病気だということがわかりました。
呼吸体操を教えてもらい家で毎日しています。
まだ、2ヵ月足らずですが、呼吸が楽になったと感じています。
ネパールで呼吸体操の普及をしている
日本の国際医療技術財団の皆様に感謝しています。

ボランティアの声
健康を守ってくれるJIMTEFに感謝!

患者の家庭を訪問する女性保健ボランティア


私たち女性保健ボランティアは地域住民の健康をサポートしています。
周りには呼吸で苦しんでいる住民がたくさんいます。
私たちはJIMTEF(国際医療技術財団)の研修を受けて、
室内で木を燃やして出てくる空気を吸うことが、
肺に悪いことを知りました。
また、正しい呼吸法を身につけることで、
疲れやすさや息切れなどが改善され、
健やかな毎日を送ることができることを学びました。
今、この研修で学んだことを多くの地域住民に伝達しています。
住民自らが自分の健康を守っていくことが
ここネパールでは大事なんです。

皆さまからのご支援があれば

ネパールでは近年高い喫煙率、車の排気ガスや工場の煤煙による大気汚染、薪(まき)など調理用燃料による家屋内空気汚染により慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者が
急増しネパールの死因の第2位となっています。

この現状を打開するために、次のような対策に取り組みたいと考えております。

地域住民への呼吸体操の普及活動

女性保健ボランティアの育成活動

地域住民への呼吸リハビリテーションの普及活動
早期発見、早期治療のための肺機能検査の普及活動
 女性保健ボランティアの育成活動

代表のお願い

国際医療技術財団 代表理事
林 茂樹


本プロジェクトの開始日は2015年4月1日でしたが、第1回のネパール訪問直前に発災したネパール大地震のため、
同年8月に初めてネパールを訪問しました。
以後毎年、日本チームがネパールにてフィールドワークを行い、
日本チーム不在時には本財団ネパール事務所のスタッフ及び
ネパール人医療スタッフが切れ目なくプロジェクトを遂行しました。
これまで3年間、カトマンズ市近郊のバクタプール郡で
呼吸リハビリテーション導入事業をすすめてきましたが、
COPDに悩む患者は広くネパール全土に存在します。
今回、有効性が示されたこの呼吸リハビリテーションを
ネパール全土に広く浸透させるべく、
COPD呼吸リハビリテーションセンターを建設し、
必要な資機材を配備致しました。
おかげ様で、2022年2月26日をもって本事業は無事終了いたしました。
ネパール政府から高く評価をいただき、
関係医療機関及び地域住民の皆様から感謝されています。
これからは本センターを活用して呼吸リハビリテーションを
さらに普及していきます。
皆様方からの暖かい応援をお願い申し上げます。

<寄附者の皆様への税制優遇について>

個人が公益財団法人 国際医療技術財団に対して寄附をした場合には、
所得税(国税)の計算において、所得控除、又は税額控除のいずれかを選択して
確定申告を行うことにより、所得税の控除を受けられることがあります。
寄附者の皆様には寄附金控除・税制優遇措置が適用されますので、
詳細は国際医療技術財団・JIMTEFのホームページの「寄附金控除・税制優遇措置」(https://www.jimtef.or.jp/donation/tax.html)をご覧いただくか、
国際医療技術財団・JIMTEFにお問い合わせください。

※所轄税務署にて確定申告を行ってください。
確定申告の際、所得控除を選択した場合は、
国際医療技術財団(JIMTEF)が発行した領収書を添付して申告してください。
ただし、税額控除を選択した場合は、
本財団が発行した領収書と税額控除に係る証明書の写しを添付して申告してください。
領収書は年に一度、確定申告時期にお送りしています。
すぐに領収書が必要な方はご連絡ください。
寄附金控除制度等の詳細については、お近くの税務署にお問い合わせください。